はり・東洋医学・鍼灸治療は愛知県安城市の二葉鍼灸院へお越しください

Tweet

Pocket

8月25日（日）　第39回公益社団法人生体制御学会学術集会が名古屋大学環境医学研究所と合同開催されます。

午前中は一般口演と、「ここまでわかった鍼灸医学～脳機能と自律神経に鍼が及ぼす影響～」としてシンポジウムが行われます。
鍼灸施術でなぜ改善するのか？の理由に自律神経と脳機能は外せないキーワードになります。そこをテーマとして最新の情報を提供して頂き、今後に繋がるお話を聞けるものと楽しみにしています。

午後からは、市民公開講座として、名古屋大学名誉教授 澤田誠先生をお迎えして、特別講演「記憶を食べる細胞 ミクログリア」が行われます。

澤田誠先生は、日テレ「カズレーザーと学ぶ。」やNHKラジオ「ラジオ深夜便」にも出演された注目の先生です。

澤田誠先生の著書「思い出せない脳」（講談社現代新書）の中にグリア細胞の記載があります。脳の細胞の90％がグリア細胞であると考えられ、これまではグリア細胞が何をしているかのわからず、単に神経細胞をくっつけている存在だと思われてきました。しかし、研究方法が発展して詳しく分析できるようになると、グリア細胞の重要性、脳の免疫機能を担うことが明らかになってきた、ということです。その脳の免疫機能を担うグリア細胞の一種であるミクログリアの研究を20年以上にわたり行ってきた澤田誠先生が、「記憶を食べる細胞 ミクログリア」という興味深いテーマで、脳と記憶のメカニズムについて楽しくお話されます。

また、名古屋大学環境医学研究所発生・遺伝分野から「DNAの傷を治す仕組みと遺伝病」「皮膚老化の謎を解く：幹細胞の役割と可能性」として、生体制御にDNAや幹細胞がどのように関わっているかを、遺伝病や皮膚老化をテーマとしてお話して頂けます。

午後の市民公開講座は無料となっておりますので、ご興味のある方は是非、名古屋大学 野依記念学術交流館 (東山キャンパス）までお越しください。